アーユルヴェーダへの扉 Ayure

ハーブやオイルの声をインドと日本からお届けします。

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シッダハとアーユルヴェーダ

ジグマ、ハーバルレメディーズ会社の社長であり、ドクターでもあるMr.プラケッシュ(光をともす、というニックネーム)は
朝九時から、晩九時まで、昔からの小さなシッダハ店に座る社長です。
シッダ医学を営む人間の基本は奉仕の心です。
日本語であらわすところの仁術です。
昼と晩の休憩の間に、人々が行列を作ります。

後ろが木の皮や、根っこ、石?の漢方が詰まった引き出し、

またカウンターの中には工場で作ったオイルなどが置いてあります。
先先代が座っていただろう椅子に彼もまた座り、脈診断します。

冷え性で低血圧のわたしに、大好きなブーリーをおかわりしないこと、と診断されました。
三回おかわりしますから、皆びっくり、マンゴージュースもときにはグラス2杯。
南では北と違って、わたしはよく食べ、よく眠り、よく屋台のサトウキビジュースを飲みます。
北ではもっぱらライムジュース砂糖なし炭酸入りです。

脱線しました、
彼は一週間に一度は、ボランティアでお金がだせない人々を診に出かけます。
それがシッダハドクターとしての戒律にようなものらしいです。
でも日本車大好きなやっぱり若い38歳の社長です。
トヨタの車が二台わたしたち外国の客人のために鎮座しています。

シッダハは薬草学であり錬金術です。アーユルヴェーダの使わないものを素材として使います。
水銀は必ず用いられ、製法は何日もの日を費やされます。
実はインドの一般の人々がアビヤンガなどのアーユルヴェーダを受けることは
経済的面で一般的ではありません。

どちらかというとシッダハに頼り、シッダハのほうが生活に深く溶け込んでいます。

タミルナドゥ州のいろんなところから、人々が彼の所にやってきます。
小さな村のお医者さんも材料を買いに来ます。
小さな薬草店は人で一杯。列ができます。
もちろん西洋の医学も必要です。
彼のお兄さんは西洋医学を学び医者です。

シロダーラ、アビヤンガなどは西洋の人々や外国人への若返りとして、観光化はどんどん
するのですがシッダハについては後退している感がします。
悲しいことです。

経済成長とともに、失われてゆく気がします。

インド中を飛行機で飛び回って、やっと偶然に出会えたジグマと当社は同じポリシーです。

さまざまな層の家庭の中に、シッダハの民間薬草を広めること、です。
わたしのしていることは、まだまだ足元にもおよばず、わかりやすいハーブからの
手ほどきしかできませんが。
家庭の中に病人を抱えた家族こそが、痛みをやわらげてあげたい、心が一番あり患者との信頼関係もあるはずです。
ジグマのドクターのように、シッダをする者は、お金で患者を診ません。患者は心づけを置いてゆくのです。
それが医者の源流ではと思ったりします。

キリなら一握りの薬草で治療ができます。
マッサージなら10ccで、十分手当てできます。




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2008-07-09 * [ 編集 ]
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